画像生成できる「Adobe Firefly」の使い方について解説します。
「Adobe Fireflyで画像生成したいけど無料なの?」
「商用利用は可能?」
と気になっていませんか?
Adobe Fireflyは、毎月25枚まで無料で画像生成することが出来ますが
有料プランに加入することで、無料プランよりも多くの画像生成をすることが出来るようになります!
また、生成した画像は商用利用可能となっています!
リアル風(写真)・アート風どちらも高品質の画像生成をすることが出来るので
おすすめの画像生成AIサービスです!
是非記事を参考にしてAbode Fireflyを使ってみてください。
Adobe Fireflyとは?
Adobe Fireflyは、Adobe社が開発した画像生成AIサービスです。
画像生成したい内容をテキスト入力することで、AIが自動でイメージしている画像を作成してくれます。
これにより、従来のデザインプロセスに比べて、時間と手間を大幅に削減することができます。
たとえば、「青い空の下に広がる広大な花畑」という簡単な言葉を入力すれば
AIがその指示に基づいた画像をすぐに作成してくれます!
この技術は、アートの制作だけでなく、Webデザインや広告制作、
マーケティングコンテンツの作成においても役立ちます。
Adobe FireflyのAIは、生成される画像の質を非常に高く保つよう設計されているため、おすすめのAIツールです!
Adobe Fireflyは、2023年3月に最初の公開ベータ版としてリリースされ
その後、2023年9月13日に正式に公開しました。
このリリースにより、PhotoshopやIllustratorなどのAdobe製品に統合され
ユーザーはCreative Cloudを通じてFireflyを利用できるようになりました 。
Adobe Fireflyでは、共同作業をすることも可能です。
クラウドベースのサービスであるため、複数のメンバーが同時にプロジェクトにアクセスし
リアルタイムで編集やフィードバックを行うことが出来ます。
これにより、リモートワークやグローバルチームでのコラボレーションが容易になり
効率的なクリエイティブ作業が可能となります!
Adobe Fireflyはクリエイティブなプロセスをよりシンプルかつ効率的にし
デザインの可能性を無限に広げるツールとして高く評価されています。
商用利用できる?著作権は大丈夫?
結論から言いますと
生成した画像は商用利用することができ、著作権侵害のリスクを低減しています。
Adobe Fireflyは、商用利用が可能な生成AIツールとして
多くのビジネスやクリエイターにとって強力な武器となっています。
正式にリリースされた2023年9月以降
Adobe Fireflyは企業や個人が商業的に使用できる形で提供されており
クリエイティブクラウドと連携して多様なコンテンツ制作を支援しています。
特に、広告、マーケティング、デザイン業界など
商業目的でのコンテンツ制作を行うクリエイターにとって、大きなメリットです!
生成されたコンテンツは
企業のプロジェクトや広告キャンペーン
Webサイト
商品デザインに使用でき
その際に、追加のライセンスを取得する必要はありません。
Fireflyが生成するコンテンツは
Adobe Stockや公開ドメインのデータセットに基づいており
ユーザーが著作権問題を気にせずに安心して商用利用できる仕組みが整っています。
これにより、他の生成AIツールと比べて
Fireflyで生成された画像やデザインが、著作権に関連した問題を引き起こすリスクは極めて低くなっています。
多くの競合ツールが公開されている中、Adobeはその独自のアプローチを強調し
ユーザーに対して法的な安全性を保証しています。
著作権侵害のリスクを低減している
Adobe Fireflyの大きな特徴の一つは、著作権問題に配慮している点です。
他の多くの生成AIツールとは異なり、Fireflyは他者の作品を無断で使用せずにトレーニングされています。
FireflyのAIモデルは、Adobeが所有するAdobe Stockの素材や
Creative Commonsライセンスのもとで提供されている画像など
合法的に利用できるデータセットを使用してトレーニングされており
著作権侵害のリスクを低減しています。
これにより、生成されたコンテンツは商業利用においても法的な問題が発生しにくいのです。
また、AdobeはFireflyを使用する際の倫理的なガイドラインを設定しており
ユーザーはAIが生成するコンテンツの責任を持つことが求められています。
これには、他者の著作物を尊重し、無断でコピーや類似コンテンツを生成しないことが含まれます。
AI技術が進化する中で、こうした倫理的な側面は今後ますます重要になると考えられています。
著作権の帰属について
Adobe Fireflyで生成されたコンテンツの著作権は、基本的にユーザーに帰属します。
これは、ユーザーが自分のプロジェクトやクライアント向けに作成した作品を自由に使用できることを意味します。
ただし、Adobeの利用規約に基づき、生成されたコンテンツが第三者の著作権を侵害する可能性がある場合
その責任はユーザーに帰属するため、適切な使用が求められます。
ログイン方法
「Adobe Firefly」を利用するには、以下のリンクにアクセスします。
右上にある「ログイン」をクリックしてください。
次の中から1つ選択してログインしてください。
・Googleアカウント
・Lineアカウント
・Appleアカウント
・Facebookアカウント
・Microsoftアカウント
・Eメールアドレス
テキストから画像生成する
ここでは、テキストを入力して画像を生成する方法について解説します。
トップ画面から下にスクロールすると
「テキストから画像生成」があるのでクリックして下さい。
下部にある「プロンプト」で、画像生成したい内容を入力してください。
他の画像生成AIサービスでは、ほとんど英語入力が多いのですが
Adobe Fireflyでは、日本語入力だけでなく
英語・フランス語・ドイツ語・スペイン語・ポルトガル語など
数百以上の言語に対応しています!
この例では、「ヨーロッパの街で大勢の鳥達が飛んでいる」と入力してから
右側にある「生成」をクリックします。
以下の画像のように、4枚の画像が生成されます。
テキスト入力した通りに、大勢の鳥が飛んでいる画像が出来ます。
画像の保存方法
画像内の右上にある「ダウンロード」か
または、「すべてをダウンロード」をクリックすると画像を保存できます。
モデルについて
「モデル」項目では現在、最新の「Firefly Image3」か
旧モデルの「Firefly Image2」が選択できます。
新モデルの「Firefly Image3」では
・旧モデルよりもリアルな画像生成をすることが出来る
・ディテールと正確さが向上
・生成速度が速くなっている
高品質の画像生成ができるので、「Firefly Image3」の設定を推奨します。
縦横比を設定する
「縦横比」では、アスペクト比率を変更することが出来ます。
現在は「縦長(9:16)」はないようです。
アート風・リアル風の選択
「コンテンツの種類」では、絵柄を変更することが出来ます。
アート風か写真(リアル風)の2つを選択できます。
効果について
「効果」項目では
画像に「ボケ効果」「サイバーパンク」「水彩画」などを加えることが出来ます。
「カラーとトーン」項目では
「暖色」「パステルカラー」「金色」などがあり
生成したいカラーを指定できます。
「ライト」項目では
「強い光」「バックライト」「ドラマチックな照明」などがあり
光の当たり方を調整することが出来ます。
「カメラアングル」項目では
「俯瞰」「あおり」「広角」などがあり
画角(アングル)を指定することが出来ます。
画風を参照して生成する方法
「スタイル」内にある「参照」項目では
アップロードした画像の、画風(塗り方の特徴)で画像生成することが出来ます。
以下の画像では、赤と青のライティングがされている画像を参照して生成した結果になります。
アップロードした画像の塗り方と同じように
赤と青のライティングがされている特徴で画像生成することが出来ています。
「強度」の項目から、アップロードした画像の画風の特徴を調整することが出来ます。
画像から似た画像を生成する方法
「合成」内にある、「参照」項目では
アップロードした画像の色以外の情報と似た画像を生成することが出来ます。
以下の画像では、部屋の画像を参照して生成した結果になります。
参照画像と同じように、部屋の画像を生成することが出来ています。
「強度」項目では
数値を小さくするほど、参照画像から離れた結果になります。
数値を大きくするほど、参照画像と類似した結果になります。
コミュニティの画像を参考にして画像生成できる
トップページの上部にある「ギャラリー」項目では
コミュニティの画像から参照して似た画像で生成することが出来ます。
プロンプトなどを参照することで
イメージした画像結果にさせることが出来るので
上手く活用しましょう!
「生成塗りつぶし」機能について
トップページから下にスクロールした所にある「生成塗りつぶし」機能では、次のことが出来ます。
・指定した場所に新しくオブジェクトを追加できる、ペイントできる
・指定した場所を削除できる
・画像外を追加で生成できる
Adobe Fireflyの塗りつぶし機能は
制作プロセスを大幅に簡素化する強力なツールです。
この機能を使用すると、画像内の特定部分を指定して
その部分に新しい要素を追加したり、指定した部分を修正したりできます。
例えば、以下の画像では、魚を追加するようにプロンプトを入力して生成した結果になります。
このように、違和感なく自然に魚を追加することが出来ます。
背景にある魚達を指定して削除することも出来ます。
画像外を追加して拡張することも可能です。
この塗りつぶし機能は、画像編集の時間を大幅に短縮し、手間をかけずに高品質な仕上がりに出来ます!
これにより、自分のアイデアを効率的に具現化できます。
塗りつぶし機能は、画像のクオリティ向上や
デザインの幅を広げるために欠かせないツールとなっています。
有料プランの内容・料金について
トップページの右上にある「アップグレード」から
有料プランに加入することが出来ます。
月1,180円のプレミアムプランでは現在
7日間の無料体験版があります!
加入することで、主に次の特典を受けることが出来ます。
・毎月250クレジット付与
・透かし無しの生成画像
他にも、多くの写真・ビデオ・音楽素材を利用することが出来る特典などがあります。
フリープランでは毎月25クレジットなのですが
より多くの画像生成をしたい方は是非加入を検討してみてください。
まとめ
「Abode Firefly」の使い方について解説しました。
・毎月25枚まで無料で画像生成できる(それ以上は有料会員で可能)
・テキストから画像生成できる
・アップロードした画像から似た画像生成ができる
・商用利用可能
高品質の画像生成をすることが出来るので、おすすめの画像生成AIサービスです!
他には、「生成塗りつぶし」機能があり
指定した場所にオブジェクトを追加したり削除できたり
画像外を拡張して生成することも出来ます。
ぜひ記事を参考にして「Abode Firefly」で画像生成してみてください!