描き込み量をシンプルにしたい!
flat2の使い方を教えて!
「flat2」はLoRAであり、使用することで描き込み量をシンプルにするだけでなく
さらに詳細にしてクオリティを上げることも出来ます。
この記事では、ディテールを調整できる「flat2」の使い方について解説します。
flat2の導入方法
LoRAである「flat2」はモデル配布サイトのCIVITAIからダウンロードすることが出来ます。
以下のリンクにアクセスしてください。
ここからはローカルの方とGoogle Colabを使用している方の導入方法について分けて解説するので、それぞれの環境に合わせて読んでみてください。
ローカルの場合
「flat2」のモデルサイトにアクセスしたら、ダウンロードアイコンをクリックしてファイルをダウンロードしてください。
ファイルを「stable-diffusion-webui/models/Lora/」の中に入れることで導入完了です。
Google Colabの場合
Google Colabで「flat2」を導入する場合はダウンロードURLが必要になります。
ダウンロードアイコンをクリックしてから「Model SafeTensor」を右クリックしてください。
Google Chromeを使っている方は「リンクのアドレスをコピー」をクリックすることで、Google Colabのコード内で必要になるダウンロードURLをコピーすることが出来ます。
以下のコードはダウンロードURL(赤字部分)を使用して作成したコードになります。
「flat2」を導入することが出来るのでコピペして参考にしてください。
#flat2
!wget https://civitai.com/api/download/models/86247 -O /content/stable-diffusion-webui/models/Lora/flat2.safetensors
flat2の使い方
「flat2」のLoRAを適用させます。
「Lora」をクリックしてからプロンプト内を一度クリックしてください。
導入した「flat2」を選択することでプロンプト内に反映することが出来ます。
右側にある数値ではLoRAのパラメータを調整することが出来ます。
以下の画像では、LoRAの数値を「-1」「0」「1」で生成した比較結果になります。
・「-1」では「0」よりも詳細になる
・「1」では「0」よりもシンプルになる
推奨値として「-1〜1」までの範囲がいいです。
それ以外の数値ではクオリティが劣化しやすい傾向にあります。
このように「flat2」では、描き込み量をシンプルにしたり詳細にしたりすることが出来るLoRAとなっています。
他にディテールを調整できるおすすめのLoRA
「flat2」以外にもディテールを調整することが出来るLoRAがあります。
ここでは描き込み量を調整できる2つのLoRAについて紹介します。
Add More Details – Detail Enhancer / Tweaker (细节调整) LoRA
「flat2」と似た感じでシンプルにしたり詳細にしたりすることが出来ます。
以下のリンクからダウンロードすることが出来ます。
Google Colabを使っている方は以下のコードをコピペすると使用することが出来ます。
#Add More Details - Detail Enhancer / Tweaker (细节调整) LoRA
!wget https://civitai.com/api/download/models/87153 -O /content/stable-diffusion-webui/models/Lora/add-more-details-detail-enhancer-tweaker-lora.safetensors
以下は画像生成した結果になります。
・「-1」でシンプルになる
・「1」で詳細になる
「flat2」では「-1」で詳細にして「1」ではシンプルだったのですが、「Add More Details」では数値が逆になっています。
「flat2」とは違った描き込み量になるのでどちらも比べてみてください。
Hyper detailer
こちらも「flat2」と同じようにシンプルにしたり詳細にすることが出来ます。
ダウンロードは↓
・Google Colabコード
#Hyper detailer
!wget https://civitai.com/api/download/models/229782 -O /content/stable-diffusion-webui/models/Lora/hyper-detailer.safetensors
以下の画像のように、「-1」でシンプルにして「1」で詳細にすることが出来ます。
まとめ
「flat2」の使い方について解説しました。
「flat2」では、描き込み量をシンプルにしたり
詳細にしてクオリティを上げることが出来るので、おすすめのLoRAです。
紹介した「Add More Details」や「Hyper detailer」の2つのLoRAも
「flat2」と同じような効果を出せるので、是非使用してみてください。