Stable Diffusionで実写(リアル風)コスプレイヤーの作り方について解説

「リアルなコスプレイヤーを画像生成したいけど

どうやって出来るのか分からない…」

と困っていませんか？



実写(リアル風)でコスプレイヤーを生成するには

リアルな画像生成ができるCheckpointモデルを使用して

特定のアニメ・ゲームキャラクタが生成できるLoRAと組み合わせることで可能になります。

Checkpointモデルによっては

アニメ・ゲームキャラクタのコスプレ衣装で反映されない場合があるので

上手く反映されない場合はモデルを変更しましょう。



是非記事を参考にしてコスプレイヤーを生成してみてください。



この記事では、実写(リアル風)のコスプレイヤーの作り方について解説します。

CheckpointとLoRAを導入する

今回の例では

Checkpointモデルにリアル風な画像生成ができる「chilled_remix」を使用して

LoRAでは、ゲームキャラクタであるNIKKEのアリスが生成できる「Alice (NIKKE) LoRA | 2 Outfits (Sweet Home and Default)」を使用して解説します。

Checkpointは、リアル風の画像生成に向いているモデルを使用してください。

Checkpointがアニメ風の画像生成に向いているモデルですと、アニメ風のキャラクタで生成されやすいです。

Checkpointモデル

「chilled_remix」は、Huggng Faceのサイトからダウンロードすることができます。


以下のリンクにアクセスしてください。

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sazyou-roukaku/chilled_remix at main We’re on a journey to advance and democratize artificial intelligence through open source and open science.

上部にある「Files and versions」をクリックしてください。

「chilled_remix_v2.safetensors」の右側にある「ダウンロードアイコン」をクリックすると、ファイルをダウンロードできます。

ローカル環境の方は、「models/Stable-diffusion/」の中にファイルを入れると導入できます。

Google Colabを使用している方は、ダウンロードURLが必要になります。

「chilled_remix_v2.safetensors」の右側にある「ダウンロードアイコン」の場所で右クリックしてください。

Google Chromeの場合ですが、「リンクのアドレスをコピー」をクリックすることで

ダウンロードURLをコピーすることができます。

後で、chilled remixをコピペで使用できるコードを記載しているので

導入する場合はコピーしなくてもいいです。

LoRAモデル

次は、NIKKEのアリスを生成できるLoRAである「Alice (NIKKE) LoRA | 2 Outfits (Sweet Home and Default)」をCivitAIからダウンロードします。


以下のCivitAIのリンクにアクセスしてください。

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Alice (NIKKE) LoRA | 2 Outfits (Sweet Home and Default) - alice-nikke-richy-v1 | Stable Diffusion Lo... Open to requests Alice from GODDESS OF VICTORY: NIKKE. Trigger: alicedef/alicebunny/alicernd Default: alicedef, bodysuit, shrug \(clothing\), headp...

右側にあるダウンロードアイコンからファイルをダウンロードしてください。

ローカルの方は「models/Lora/」の中にファイルを入れると使用できます。

Google Colabの方は、ダウンロードアイコンをクリックしてから、「Model SafeTensor」の場所で右クリックしてください。

「リンクのアドレスをコピー」をクリックしてダウンロードURLをコピーしてください。

「Alice (NIKKE) LoRA | 2 Outfits (Sweet Home and Default)」のLoRAを使用する場合は

後でコードを記載しているのでコピーしなくてもいいです。

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コードを追加する(Google Colabの場合)

ローカルの方は読み飛ばしてください。

Google Colabの方は、コードを追加する必要があるのでアクセスしてください。

Google Colabでコードを追加していきます。

最初にCheckpointの「chilled_remix」モデルからコードを追加します。

以下の(ダウンロードURL)の部分を削除してから先ほどのchilled_remixのダウンロードURLをペーストしてください。

!wget (ダウンロードURL) -O /content/stable-diffusion-webui/models/Stable-diffusion/chilled_remix.safetensors

ペースト後は以下のようになります。

これでchilled_remixを導入することが出来ます。

!wget https://huggingface.co/sazyou-roukaku/chilled_remix/resolve/main/chilled_remix_v2.safetensors -O /content/stable-diffusion-webui/models/Stable-diffusion/chilled_remix.safetensors

次はLoRAモデルを導入します。

その前にLoRAファイルを入れるための「Lora」フォルダ(ディレクトリ)を作成する必要があります。

以下のコードをコピペすることでLoraフォルダを作成することが出来ます。

%mkdir -p /content/stable-diffusion-webui/models/Lora/

「Alice (NIKKE) LoRA | 2 Outfits (Sweet Home and Default)」モデルのダウンロードURLを、以下にある(ダウンロードURL)部分を削除してからペーストしてください。

!wget (ダウンロードURL) -O /content/stable-diffusion-webui/models/Lora/alice_nikke.safetensors

ペースト後は以下のようになります。

これで「Alice (NIKKE) LoRA | 2 Outfits (Sweet Home and Default)」モデルを導入することが出来ます。

!wget https://civitai.com/api/download/models/156609 -O /content/stable-diffusion-webui/models/Lora/alice_nikke.safetensors

LoRAモデルは上記のコードのように「Lora/」の中に入れないとエラーが起きて使用できないので確認するようにしましょう。

プロンプト内容を入力する

Stable Diffuison Web UIを起動した後は

左上にある「Stable Diffusion checkpoint」項目内で「chilled_remix.safetensors」を選択してください。

次にプロンプト内にアリスの衣装であるプロンプトを入力していきます。

CivitAIの「Alice (NIKKE) LoRA | 2 Outfits (Sweet Home and Default)」モデルの説明文に参考となるプロンプト内容が記載されています。

LoRAモデルでアニメキャラクター、コスプレイヤーなどを生成する際に

モデルの説明文に衣装などのプロンプト内容が記載されている場合が多々あるので確認してみるといいです。

今回のモデルでは「Default」か「Sweet Home(Bunny)」の2種類の衣装があるので

どちらか1つ選択してプロンプト内に追加してください。

LoRAモデルの使用方法

LoRAモデルを使用する場合は、プロンプト内を1度クリックしてください。

「Lora」をクリックしてから「alice_nikke」を選択してください。

プロンプト内にLoRAモデルの呪文が追加されたら使用することが出来ます。

右側の数値を設定すると、LoRAモデルの影響を調整することが出来ます。

推奨値として「0.5〜1」の範囲内で設定することで良い結果になりやすいので参考にしてください。

画像生成する

今回の例では、以下の内容でプロンプトとネガティブプロンプトを入力して画像生成してみました。

プロンプトとネガティブプロンプトを設定後に「Generate」ボタンをクリックすることで

アリスのコスプレイヤーを生成することが出来ます。

まとめ

以上で実写(リアル風)でコスプレイヤーの作り方について解説しました。


LoRAと組み合わせることで

アニメやゲームのコスプレをさせることが可能になります。


今回の例を参考にして別のコスプレで画像生成してみてください。


レムとウマ娘のAIコスプレイヤーの作り方について以下の記事で解説しているので読んでみてください。

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