「アニメキャラのAIイラストを生成したいけど、どうやって生成できるのか分からない…」と困っていませんか？
アニメキャラを生成したい場合は、「LoRA」を使用することで解決できます。
LoRAでは、特定のアニメキャラを生成することに向いているモデルがあります。
通常では、プロンプトだけでアニメキャラの名前や服装などの特徴を入力しても、
有名なキャラクターでない限り生成することはできません。
プロンプトだけで生成できたとしても、特徴が少し違っていたりする場合があります。
そこで
特定のアニメキャラの生成に向いているLoRAを使用することで
よりキャラクターの特徴に合った画像生成をすることができます。
例としてこの記事では、画像生成AIサイトの「Tensor.Art」を利用し、
LoRAを使用してアニメキャラのAIイラストを生成する方法について解説します。
ログインする
Tensor.Artにアクセスしてください。
トップ画面の右上にある「ログイン」をクリックしてください。
「画像作成」をクリックして画像生成画面に移動してください。
モデルを選択する
「モデル」をクリックしてください。
Tensor.Artではモデルが多く用意されています。
「アニメ」のカテゴリをクリックすることで
アニメの生成に向いているモデルのみ絞り込むことができます。
今回の例では、アニメキャラを生成するのでアニメの生成に向いているモデルを選択します。
アニメを生成できるおすすめのモデルに「AnyLoRA」があります。
上部にある検索から「AnyLoRA」と入力すると
「AnyLoRA」モデルが表示されるので「使用する」をクリックしてください。
LoRAを使用する
「LoRAを追加」をクリックしてください。
LoRAでは、アニメキャラを生成すること以外にも次のことができます。
・描き込み量を増やす
・特定の画風にする
・特定のポーズにする
・特定の服装にする
・目のみ綺麗にする
今回の例では、アニメキャラであるレムを生成してみます。
上部から「REM REZERO」と入力すると、モデルが表示されるので「使用する」をクリックしてください。
これでLoRAを適用することができます。
LoRAの数値では、影響度を調整することができます。
数値が小さいほど、LoRAの影響が弱くなります。
数値が大きいほど、LoRAの影響が強くなります。
アニメキャラを生成する場合、数値が小さいと髪型や服装の特徴から離れていくので、基本的に「1」で設定した方がいいです。
「1」に設定することで、上手くアニメキャラの髪型や服装などの特徴で生成することができます。
プロンプトとネガティブプロンプトについて
LoRAのみの設定では上手く生成できない場合があります。
今回の例では、LoRAのみでは上手く生成できないので、
プロンプト内に、レムのアニメキャラに関する髪型や服装の特徴も入力していきます。
LoRA名の右側にある「i」をクリックして、髪型や服装のプロンプトを参照します。
メインの画像をクリックしてください。
右側にあるプロンプトでは
髪型や服装などの特徴が記載されているのでコピーしてから
プロンプト内にペーストしてください。
ネガティブプロンプトでは、低品質を省くための呪文を入力しています。
「worst quality , low quality」を入れると高品質に生成できるのでおすすめです！
詳細設定する
「VAE」では、明るさ・鮮やかさを変更することができます。
ここでは「kl-f8-anime2.ckpt」を選択します。
「custom」を選択してから、「幅:512」「高さ:512」で入力してください。
「サンプリング法(Sampler)」では、ノイズ除去する方法を変更することができます。
変更することで、腕や脚などが崩れにくくなったり、生成できなかったポーズが生成できるようになったりします。
ここでは「Euler a」を選択します。
「サンプリング回数」は「20」以上に設定してください。
回数を上げるほど高品質になります。
高解像度にする
「高解像度修復」のトグルをオンするすることで、高画質・高解像にできます。
「修復方法」を「4x-UltraSharp」に設定してください。
「4x-UltraSharp」は、他の修復方法よりも全体的にシャープな印象にして高解像にするのでおすすめです！
モデルや修復方法によってはクオリティが劣化する場合があります。
画像生成 & ダウンロードする
「生成」ボタンをクリックすると、レムのアニメキャラを生成することができます。
生成した画像の右下にある「ダウンロードアイコン」をクリックすると、画像を保存できます。
まとめ
アニメキャラ・版権キャラを生成する方法について解説しました。
アニメキャラを作成したい場合は、LoRAを使用すると生成することができます。
「Tensor.Art」では、無料で毎日最大100枚まで画像生成することができるので
是非参考にして画像生成してみてください。
