3Dモデルを作成したい!
Tripo AIの使い方を教えて!
Tripo AIでは、テキストから3Dモデルを作成することが出来るだけでなく
画像から3Dモデルを作成することもできます。
以下の画像のように、高品質の3Dモデルを生成することができますよ。
この記事では、Tripo AIの使い方について解説します。
Tripo AIとは
Tripo AIは、ユーザーが入力したテキストを元に3Dモデルを生成することができるAIツールです。
アップロードした画像を元に3Dモデルを生成することもできます。
これにより、数分以内に高精度な3Dモデルを自動生成できるため
従来の3Dモデル制作の時間を大幅に短縮することができます。
専門知識がなくても操作可能な使いやすいインターフェースが特徴であり、
プロから初心者まで幅広い層に対応しています。
ゲーム開発、建築設計、教育分野など、さまざまな分野で活用でき、
OBJ・STL・FBXなどの主要なファイル形式に対応しているため、他のデザインツールとの互換性も高いです。
生成スピードと正確さが評価されており、短時間で精巧な3Dモデルを作成できるため
作業の効率化に貢献します。
毎月無料で生成できる
Tripo AIでは、毎月600クレジット付与されるので、無料で生成することは可能ですが
有料プランに加入することで、毎月より多くの3Dモデルを生成をすることができたり
高速生成することが可能になります。
商用利用はできる?
Tripo AIでは、生成した3Dモデルを商用利用することができます。
Xで公式のTripoから商用利用していいと回答しています。
日本語入力も対応
生成したい内容を入力する際、英語だけでなく日本語入力にも対応しています。
これにより、英語が分からない方は日本語で生成したい内容を詳細に入力し、
イメージ通りの3Dモデルが生成できます。
以下の画像のように、「白い鳥」と入力して生成すると、白い鳥の3Dモデルを生成することができます。
登録・ログイン方法
Tripo AIにアクセスしてください。
右上にある「Sign up/Log in」をクリックしてください。
「Email」から登録してログインするか
または、「Googleアカウント」から登録してください。
クレジットについて
ログイン後、右上にある「コインアイコン」はクレジットになります。
クレジットは、3Dモデルを生成する時や、3Dモデルをアニメーションさせる時などに利用します。
テキストから3Dモデルを作成する
ここでは、テキストから3Dモデルを生成する方法について解説します。
左上にある「Create」をクリックします。
プロンプトを入力する
下部にあるプロンプト入力場所で、生成したい3Dモデル(プロンプト)を入力してください。
日本語入力にも対応しています。
右側にある「</>」をクリックすると、元から用意されているサンプルプロンプトを利用できます。
Settingについて
「Setting」をクリックすると
「Negative Prompt」と「Model scale」を設定できます。
ネガティブプロンプトについて
「Negative Prompt」では、生成したくない内容を入力します。
必須で入力する必要はありません。
Model scaleについて
「Model scale」では、以下のことを変更することができます。
Head-H | 頭の高さ |
Head-W | 頭の幅 |
Legs-H | 足の長さ |
Arms-I | 腕の長さ |
LegSpread | 足を開く大きさ |
A-pose | 腕を下斜めにしたポーズ |
T-pose | 腕を真横にしたポーズ |
CreateとPopcornの違い
「Create」か「Popcorn」をクリックすると、3Dモデルを生成できます。
「Create」で生成すると、入力していたプロンプトのままで生成することができます。
「Popcorn」で生成すると、入力したプロンプトを元に、AIが詳細のプロンプトにして生成することができます。
品質の高い3Dモデルを生成できる場合があるので、どちらも試してみてください。
1度に4つの3Dモデルを生成します。
「Retry」をクリックすると、同じ内容で再度生成することができます。
3Dモデル全体の確認
生成したモデルをクリックした後、3Dモデル全体を確認することができます。
左クリックしながらマウスを移動すると、3Dモデルを360度確認できます。
マウスホイールで、縮小・拡大することができます。
ダウンロード方法
「Format」をクリックしてから、3Dモデルの出力形式を選択してください。
「Download」をクリックすると、3Dモデルをダウンロードできます。(クレジットを消費します)
マテリアルの変更
左下にある「ハンバーガーアイコン」をクリックすると
マテリアルを変更することができます。
以下の動画は、各マテリアルを変更した結果になります。
リグやアニメーションの追加
右側にある「Rigging & Animation」では、リグやアニメーションを追加することができます。
リグは3Dモデルをアニメーションさせる際に必要です。
「Rig」をクリックすると、リグを追加します。
リグを追加すると、以下の画像のようになります。
「Skelton」のトグルでは、リグを表示・非表示に変更することができます。
リグを追加したら、「Walk」「Run」「Dive」のアニメーションを自動で作成することができます。
以下の動画は、「Walk」「Run」「Dive」のアニメーションをさせているところになります。
スタイルを変更する
「Stylize」では、スタイルを変更することができます。
以下の画像は、Stylizeにある「Lego」「Voxelize」「Voronai」で生成した結果になります。
リトポロジーを変更する
リトポロジーでは、頂点数・ポリゴン数を調整することができます。
game asset | 3,000 |
low | 5,000 |
med | 18,000 |
high | 30,000 |
画像から3Dモデルを作成する
アップロードした画像を元に3Dモデルを生成する場合は
プロンプトの右側にある「画像アイコン」をクリックしてから
「Image」内をクリックして画像をアップロードしてください。
プロンプト内に画像が表示されます。
「Create」をクリックすると生成できます。
以下の動画のように、アップロードした画像と似た3Dモデルを生成できます。
過去に生成した作品を確認する
左上にある「My Models」をクリックすることで
過去に生成した3Dモデルを一覧で表示します。
生成したモデルを編集したり、ダウンロードすることができます。
無料プランと有料プランの内容・料金
無料プランと有料プランは以下になります。
プラン | Basic | Professional | Premium |
料金 | 0ドル | 19.9ドル | 139.9ドル |
月 / クレジット量 | 600 | 3,000 | 25,000 |
ドラフトモデルキュー数 | 1 | 10 | 20 |
リファインモデルキュー数 | 1 | 5 | 10 |
高速生成 | × | ◯ | ◯ |
TripoLabのアルファ機能 | × | ◯ | ◯ |
有料プランに加入すると、下にスクロールした所ある「Purchase Extra Credits」からクレジットを追加購入することができます。
有料プランの加入方法
上部にある「Pricing」をクリックします。
加入するプラン内にある「Subscribe」から有料プランに加入できます。
まとめ
Tripo AIの使い方について解説しました。
Tripo AIでは、テキストから3Dモデルを生成したり、画像から3Dモデルを生成することが出来ます。
ぜひ参考にしてTripo AIで3D生成してみてください!
他に3Dモデルを生成する方法として、Luma AIの「GENIE」や「CSM AI」があります。
それぞれ使い方について、以下の記事で解説しているので読んでみてください。