【Stable Diffusion】ロゴ作成が出来る呪文(プロンプト)やモデルについて解説

Stable Diffusion

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「ロゴを作成したいけど、どうやって出来るのか分からない…」と困っていませんか?



ロゴを作成したい場合は

プロンプト内に「logo」の呪文を入れることで作成することが出来ます。



ロゴの画像生成に特化したLoRAモデルを使用することで

プロンプトだけではできないロゴが生成できたり

イメージしていたロゴの生成が出来るようになるので導入することをおすすめします。



この記事では、ロゴ作成ができる呪文(プロンプト)とモデルなどについて解説します。

ロゴを作成できる呪文(プロンプト)について


ロゴの画像生成をしたい場合は、プロンプト内に「logo」の呪文を入れることで

以下の画像のように作成することが可能になります。

生成されない場合は、(logo:1.4)で入れてロゴの影響を強調するといいでしょう。



他には「icon」などがありますが

「icon」の呪文では、服装の中に小さくアイコンが入っている画像が生成されたり

画像の右下などに小さく表示される場合が多いので

基本的には「logo」の呪文を入れた方がいいです。

Checkpointモデルによってはロゴにならない場合があるので

別のモデルに変更して試してみてください。


モノクロのロゴにする方法


プロンプト内に「monochrome」の呪文を入れることで

以下の画像のように、モノクロのロゴを作成することが出来ます。


左右対称のロゴにする方法


左右対称のロゴを生成したい場合は

「symmetrical」を入れると以下の画像のように生成することができます。


人物を省く呪文


ロゴで人物を出したくない場合は、以下にあるプロンプトとネガティブプロンプトを入れることで生成確率を低くすることが出来ます。

プロンプト

no humans

ネガティブプロンプト

1girl , 1boy



以下は生成した比較結果になります。

右側のように人物が表示されなくなる傾向にあったので参考にしてください。


文字を省く呪文


ロゴを生成した時に、よく分からない文字が入っている場合があります。

省きたい場合は、ネガティブプロンプト入力場所に以下のプロンプトを入れるようにしてください。

ネガティブプロンプト

signature , name , watermark , artist name , text , letters


以下の画像では、上記のネガティブプロンプトを入れなかった場合と入れた場合の結果になります。

左側では、ネガティブプロンプトを入れていないので、真ん中に文字が記載されています。

右側では、ネガティブプロンプトを入れているので、文字が記載されなくなっています。

このように文字を省くことが出来るので、表示が必要ない場合は使用してみてください。


VAEでロゴのクオリティを上げる


VAEを使用していない場合は

全体的にロゴの色が褪せた感じ(色が薄い)になったり

ぼやけたりする場合が有ります。

VAEを導入することによって全体的に色を明るくしたり

別の部位を綺麗に修正したりするので必須で使用した方がいいです。



以下の画像は、VAE無しと有りを比較した結果になります。

VAE無しでは、少し古い感じの色使いに見えますが

VAE有りでは、全体的に色や別の部位が修正されて良くなっています。

あえて古い感じの色、色褪せた感じにさせたい場合はVAEを使用しない方がいいです。



Hires.fixで高画質化・高解像度のロゴにさせる


「Hires.fix」を使用すると高品質にさせることが出来るので必須で使用した方がいい機能です。(SDXLモデルの場合は除きます)

「Hires.fix」の左側にチェックを入れると使用することができます。



以下の画像では、「Hires.fix」無しと有りを比較した結果になります。

「Hires.fix」を使用していない左側では、全体的にぼやけています。

「Hires.fix」を使用している右側では、高画質・高解像になり目のクオリティなどが上がっていたり

左側よりもはっきりと写って画像生成することが出来ている
ので「Hires.fix」を使用した方がいいです。



ロゴの作成に特化したおすすめLoRAモデル


Checkpointモデルだけでロゴを作成するのもいいのですが

モデルによっては全く生成できなかったり

生成できてもロゴの確率が低かったり

イメージしている画像生成ができない場合があります。



そこで、ロゴ作成に特化したLoRAモデルを使用すると

ロゴを生成させる確率を上げたり、プロンプトだけでは出来なかったロゴが作成できるようになります。



ここからはロゴ作成に向いているおすすめのLoRAを紹介します。


かっこいい・モノクロのロゴを作成できる「Logoarchive」


かっこいい感じ・クールな感じ・モノクロ系のロゴを生成したい人におすすめなのが

「Logoarchive」モデルになります。



以下の「CIVITAI」のリンクからダウンロードすることが出来ます。



Google Colabを使用している人は、以下のコードをコピペすることで使用することが出来ます。


・Google Colab用コード

#Logoarchive
!wget https://civitai.com/api/download/models/40999 -O /content/stable-diffusion-webui/models/Lora/Logoarchive.safetensors



以下の画像のように、かっこいい感じのロゴを作成したい人は使用してみてください。


円型のロゴを作成できる「Round Logo, icon, avatar – Style」


サークル系のロゴを作成したい人におすすめなのが

「Round Logo, icon, avatar – Style」になります。



ダウンロードリンク↓



・Google Colab用コード

#Round Logo, icon, avatar - Style
!wget https://civitai.com/api/download/models/173109 -O /content/stable-diffusion-webui/models/Lora/Round-Logo-icon-avatar-Style.safetensors



以下の画像のように円型のロゴを作成したい人は是非利用してみてください。


可愛いロゴを作成できる「niji – kawayi(logo?)」


可愛い感じ、ポップな感じのロゴを作成したい人

「niji – kawayi(logo?)」を使用しましょう。



ダウンロードリンク↓



・Google Colab用コード

#niji - kawayi(logo?)
!wget https://civitai.com/api/download/models/112274 -O /content/stable-diffusion-webui/models/Lora/niji-kawayi.safetensors



以下の画像のように、可愛い感じのロゴを生成したい人におすすめです。


シンプルなロゴを作成できる「niji – simple LOGO」


シンプルなロゴを作成したい人は

「niji – simple LOGO」モデルを使用しましょう。



ダウンロードリンク↓



・Google Colab用コード

#niji - simple LOGO  シンプルなロゴにしたい人
!wget https://civitai.com/api/download/models/112207 -O /content/stable-diffusion-webui/models/Lora/niji-simple-LOGO.safetensors



以下の画像のように、シンプルな感じや、モノクロ系のロゴを作成したい人は使用してみてください。


まとめ


ロゴ作成ができる呪文(プロンプト)やモデルについて解説しました。

・プロンプト内に「logo」の呪文を入れる
・生成できない場合は(logo:1.4)の呪文を入れる
・VAEで全体を明るくしてクオリティを上げる
・Hires.fixで高画質化・高解像度にして高品質にする
・LoRAモデルと組み合わせてロゴを作成する


記事を参考にして是非ロゴ作成してみてください。

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