【Stable Diffusion】ネガティブプロンプト(Negative Prompt)に必須で入れた方がいい呪文一覧

Stable Diffusion

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ネガティブプロンプトにどういった呪文を入れたらいいのか分からない…
必ず入れた方がいい呪文ってある?



必須の呪文として「worst quality , low quality , normal quality」になります。


低品質の画像生成を省くことが出来るので

クオリティを大きく上げることができるためおすすめです!



この記事では、Stable Diffusionで汎用性の高いネガティブプロンプトを紹介します。


この記事のメリット!

・全体のクオリティを上げることができる
・よりリアルな人物で画像生成することができる


ネガティブプロンプトのコツ


ネガティブプロンプト内でクオリティを高くするコツとして

モデルによって最適な数値は異なりますが、(worst quality:2)のように

品質に関する呪文を入れた後に「:」をつけてから、右側に数値を1.1以上で入れることによって

さらにクオリティを高くして生成できる場合があります。


特にリアル風のモデルを使用して、リアルな肌の質感を出したい場合などに重要です!



例として、以下の画像では、

左側の方では「worst quality , low quality , normal quality」で画像生成した結果であり、

右側の方では「(worst quality:2) , (low quality:2) , (normal quality:2)」で生成した結果になります。



左側では、イラスト的な描写なのに対して

右側では、()と:2をつけることで、よりリアルな画像生成ができています。



括弧や数値を加えた「強調構文」を使用しただけでも

こんなにクオリティが違うので試してみてください。



「強調構文」について分からない方は、以下の記事で詳しく解説しているので合わせて読んでみてください。



汎用性の高いおすすめネガティブプロンプト


ネガティブプロンプトに何を入れたらいいのか分からない

初心者の方におすすめなのが以下の呪文になります。

低品質な画像生成や、モノクロの画像生成を省くのでクオリティを上げることが出来ます。

worst quality最低品質
low quality低品質
normal quality通常品質
lowres低解像度
monochromeモノクロ
grayscaleグレースケール



「Easy Negative」の呪文も、全体の品質が良くなりやすいのでおすすめです!


以下の画像では、「Easy Negative」無しと有りの比較結果になります。

左側よりも、右側の方がクオリティが上がっているのが確認できます。



「Embedding」モデルである「EasyNegative」を使用することで

さらにクオリティを高くすることが出来ます。



「EasyNegative」の導入方法と使い方について、以下の記事で解説しているので読んでみてください。




顔・腕などが分裂してしまう場合は、「bad anatomy」を入れることで改善しやすいです。


ヌードを回避したい場合は、「nsfw , nipples」を入れましょう。


名前やロゴの表示などを防ぐには、「watermark , username , text」を入れましょう。


画像が分割されて画像生成される場合は、「split view」か「multi view」を入れることで解決できる場合があります。


リアル(実写)に多いのですが

顔や体にホクロが目立って画像生成される時があります。

省きたい場合は、「skin spot , moles , acnes」を入れることでなくすことができます。



アニメ風のイラストに多いのですが

洋服をつけているのにヘソの形がはっきりと画像生成される場合があります。



写したくない場合は、「navel」を使うことで解決します。


以下の画像にある、

左側では、ネガティブプロンプトに「navel」を入れていない画像生成であり

右側では、「navel」を入れた画像生成になっています。


ヘソを写さないようにできるので

あまりにも不自然にヘソの形が出ていた場合は使用するといいでしょう。



リアル(実写)におすすめのネガティブプロンプト


実写に近い画像生成をしたいときは、ネガティブプロンプトに以下の呪文を入れると良いでしょう。

・sketches
・painting
・2d
・illustration
・graphic
・doll

上記の呪文に加えて、プロンプト内には「realistic」か「photo realistic」を入れるとさらに良くなります。



先ほどもお伝えしましたが、一番効果的なのが(worst quality:2)のように

品質に関するプロンプトの後にコロンを入れてから、「1.1」以上の数値にすることで

さらにリアル(実写)の質感に近づけることができます。


数値を大きくすることでクオリティを上げることができますが

大きく設定しすぎるとモデルによっては

逆に質が悪くなる場合もあるので適切な数値を探してみてください。


ぼやけた場合のネガティブプロンプト


背景がぼやけた場合に、おすすめのネガティブプロンプトとして「blurry」があります。


または、全体のクオリティを上げる「worst quality」などの品質に関する呪文を入れても

ぼやけを解決できる場合があるので、どちらも入れておくといいでしょう。



ぼやけた場合の対処法について、以下の記事で詳しく解説しているので読んでみてください。


手・腕を良くするネガティブプロンプト


安定して手の形状を良くして画像生成することはできませんが

入れないよりかはある程度手や腕の形状が良くなりやすいので入れておきましょう。


以下の呪文は、手や腕が分離して画像生成されてしまう時に防ぐことができます。

全て入れると逆に悪くなる場合があるので

手なら手だけに関する呪文を1つだけ

腕なら腕だけに関する呪文を1つだけ入れたりして試行錯誤するといいでしょう。

・bad hands
・split hands
・extra hands
・mutated hands
・extra fingers
・missing fingers
・interlocked fingers
・extra arms
・bad arms



以下の画像では、

左側は、手に関する呪文を入れなかった結果であり

右側は、上記にあった手や腕に関する呪文を全て入れた比較結果になります。

左側よりも、右側の方がまだ良い結果になっています。



以下の画像は、再度画像生成して比較した結果になります。

手の呪文を入れることで、安定して手の形状が良い結果で画像生成されやすいので入れておくことをおすすめします。



脚を良くするネガティブプロンプト


脚が分離したり、形状が悪かった場合は

以下の呪文を入れることで解決できる場合があるので入れてみてください。

・bad legs
・split legs
・missing legs
・extra legs
・bad feet



また、脚が崩れて画像生成される原因として

画像サイズの設定を最適に合わせていない場合もあるので

画像サイズを「横:512」「縦:768」の「縦長」比率にしてから、「Hires.fix」を使ってみるといいでしょう。


脚の分離や崩れを防いで解決できる場合があるので試してみてください。



まとめ

以上で、必須で入れた方がいい おすすめのネガティブプロンプトについて解説しました。


クオリティを高くさせるための

「worst quality , low quality , normal quality」は必ずといっていいほど

ネガティブプロンプトに入れておくべき呪文です。


手・腕・脚を分離させないための呪文も

ネガティブプロンプト内に追加すると

クオリティの高い画像生成結果になりやすいので入れておきましょう。


是非参考にして画像生成してみてください。

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