ControlNetのTileの使い方について解説【高画質化・高解像度】

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高画質化・高解像度にしたい!
Tileの使い方を教えて!

Tileを使用することで高画質化、高解像度になるだけでなく、Hires.fixを使用した時よりも全体的に細かい画風に変わってクオリティーの高い画像生成をすることが出来るので是非使って欲しい機能となっております。

この記事では、ControlNetでTileの使い方について解説します。

Tileを使用する場合はControlNetの導入が必要です。

Google Colabを使ったControlNetの導入方法について、コードが分からない人でも簡単に導入できる方法を以下の記事で解説しているので読んでみてください。

サイズとControlNetの設定をする

まずは、WidthとHeightの画像サイズから設定しましょう。

基本的に「Width:512、Height:512」で画像生成した作品に対してTileを使う場合は、2倍の「Width:1024、Height:1024」に設定することで良い結果になるので参考にしてください。


ControlNetを導入したら、ControlNetタブの右側にある逆三角形の部分をクリックして開いてください。

「Single Image」内をクリックしてから高画質化、高解像度にしたい画像をアップロードしてください。


「Enable」にチェックを入れてControlNetを使用する状況にしてください。

tile_resampleについて

「Preprocessor」項目内で「tile_resample」を選択してください。


「Model」項目内で「tile」を選択してください。


以下の画像の左上では「Width:512,Height:512」で画像生成した元画像(アップロードした画像)になります。

右上ではSeedを固定して「Width:1024,Height:1024」で画像生成した結果になります。
WidthとHeightを1024に変更して画像生成しただけでは画像全体が変わってしまっています。

左下ではWidth:512,Height:512でHires.fixを使用してUpscale byを2にしてWidth:1024,Height:1024で画像生成した結果になります。
左上のWidth:512,Height:512よりも高画質化、高解像になって画像生成することが出来ています。

右下ではControlNetの「tile_resample」を使用して画像生成した結果になります。
左上の元画像や左下のHires.fixよりも、さらに高画質化・高解像度で画像生成することが出来ており、Hires.fixよりも細かく描かれています。


上記画像のように「tile_resample」を使った方が高クオリティーに仕上がるのでおすすめの機能です。


「Down Sampling Rate」では数値を低くすることで全体がはっきりと写るようになり

高くすることで全体がぼやけていくような傾向にありました。


以下の動画では、「Down Sampling Rate」の数値を「0」「4」「8」で生成した比較結果になります。

数値が高いほど全体がぼやけていることが確認できます。

tile_colorfixについて

Preprocessor項目内にある「tile_colorfix」では「tile_resample」とは違った品質の仕上がりで生成することが出来ます。


「Variation」数値を変更することで全体の色味が変わったり、より詳細に描かれるようになったりします。


以下の動画ではVariation数値を「3」「8」「32」で生成した比較結果になります。

モデルによって結果が変わる可能性がありますが、この例では数値が高くなることによって物が増えたり、服の柄が追加されたりと全体が少しだけ変わっていることが確認できます。

tile_colorfix+sharpについて

Preprocessor項目内にある「tile_colorfix+sharp」も高クオリティーに画像生成できるのでおすすめです。


「tile_colorfix」と同じように「Variation」項目があります。


以下ではVariation数値を「3」「8」「32」で生成した比較動画になります。

「Variation」の効果は、「tile_colorfix」と同じように色が少し変わったり

物・服装などの柄が増減したりと全体的に少し変わる効果になっています。

「tile_colorfix+sharp」では「tile_colorfix」よりもシャープに描かれて画像生成されます。


「Sharpness」項目では、低くするほどシャープさがなくなり、高くするほどシャープになっていきます。


以下ではSharpnessの数値を「0」「1」「2」で生成した比較動画になります。

数値が高いほど、全体がはっきりと画像生成されていることが確認できます。


以下の画像では、「元画像」「tile_resample」「tile_colorfix」「tile_colorfix+sharp」の比較結果になります。

このようにTileを使用することで、元画像よりも全てクオリティーが高くなって画像生成することが出来るので是非参考にして使用してみてください。

まとめ


Tileの使い方について解説しました。


ControlNetのTileを使用することで元画像を高画質、高解像度にすることが可能になります。


さらに元画像よりも細かい画風で画像生成されるので、高クオリティーで仕上げることが出来ます。


是非活用して画像生成してみてください。


他に高画質化させる方法としてExtrasがあります。

最大4倍まで大きくしてくれるのでTileで画像生成した後に使用することで

さらにクオリティーが高くすることが出来ます。


Extrasの使い方について以下の記事で解説しているので読んでみてください。

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