画像生成した時に
「手や足の形状がおかしい…」
「胴体のバランスが崩れてしまうので何とかしたい…」
と困っていませんか?
手足や胴体の破綻を防止する方法として
・最適な画像サイズに変更する
・ネガティブプロンプトに手や足に関する呪文を入れる
・LoRAを使用する
・Embeddingを使用する
上記の方法を行うことで改善する場合があります。
この記事では、手や足などの奇形を防止する方法について解説しているので、参考にしてみてください!
適切な画像サイズの設定は超重要
WidthとHeightの画像サイズを大きくし過ぎると手足が長くなったり分離しやすくなります。
以下の画像では、Width1500,Height1500に設定して生成した結果になります。
このように適切な画像サイズに設定しないと、手足が長くなったりと破綻してしまいます。
以下の画像では、横1024縦1024で生成した結果になります。
画像サイズは小さくなりましたが、このように手足が破綻しにくくなります。
これら3つの数値は手足の奇形を防止することが出来るので参考にしてください。
おすすめの設定方法としてWidth512,Height512に設定してHires.fixを使用して画像生成することです。
手足の破綻が少なく、尚且つ高品質・高解像で生成することが出来るので是非試してみてください。
手の指を改善する方法
よく手の指が余分に増減していたり、別の場所から指が出ていたりする時ってありますよね。
そういった時には、ネガティブプロンプト内に以下の呪文を入れることで解決できる場合があります。
・interlocked fingers
・ugly fingers
・deformed fingers
・extra hands
・extra fingers
・fused fingers
モデルによっては(interlocked fingers)などの括弧をつけた強調構文を使用すると
逆にクオリティが劣化する場合があるので最適な設定を探しましょう。
呪文は先頭に持ってくることで良い結果になる場合があるので試してみてください。
以下の画像では、手・指を修正する呪文を入れて生成した比較結果になります。
左上にある呪文無しでは、親指の形状が崩れた感じになっています。
手を修正する呪文では、親指部分がなくなり自然な手の生成になっています。
これらの結果から、呪文無しよりもネガティブプロンプト内に呪文を入れた方が良い結果になりやすいので是非入れてみてください。
他に手を綺麗に生成させる方法として、EmbeddingやLoRAを使用する方法があります。
以下の2つの記事では、それぞれ詳しく解説しているので合わせて読んでみてください。
体の分離や増えた足の部位を改善する方法
体が分離したり足が多くなったり、形状が崩れたりする場合は
品質の呪文である「worst quality , low quality , normal quality」をネガティブプロンプトに入れることで全体の崩れを大きく防ぐことが出来ます。
他にも、腕や足などが分離してしまったり増えてしまう場合は以下の修正の呪文を入れてみてください。
以下の画像は、修正の呪文無しと有りの比較結果になります。
呪文無しよりも修正の呪文を入れた方が奇形を防止できています。
このようにネガティブプロンプトに体の一部を修正する呪文を入れることによって、体の崩れを防いで画像生成することが出来るので参考にしてみてください。
まとめ
手や足の奇形を防止する方法について解説しました。
上記の対策を行うことで崩れを防止することが出来ます。
毎回の画像生成で必ず防止できるとは限りませんが
何も入れないよりかは結果が良くなりやすい傾向にあります。
是非試してみてください!